ベイザーを考えてみる

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職業的に扱うと発病しやすい原因植物は、頻度的に多いのはバラ科植物の花粉症である。 バラ科花粉は虫媒花粉であるが、特殊な環境下では花粉が空中に飛散し、濃厚な吸入・接触が見られ、花粉症が起こる。
ハウス栽培でのイチゴ花粉症、人工受粉や摘花作業によるバラ(セイヨウバラ)、モモ、リンゴ、ナシ、ウメ、サクランボなどの花粉症がある。 ほとんど職業性であるが、まれに果樹園の近くの住民で発病する例もある。
最近、日本皮層科学会では学術委員会を中心としてアトピー性皮膚炎の概念、定義、診断基準を設定するワーキンググループが設けられ、次のように定義された。 「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す、療捧のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」。
なおアトピー素因とは、家族歴、既往歴(気管支瑞息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のいずれか、あるいは複数の疾患)、またはIGE抗体を産生しやすい素因とされている。 また診断基準は表1に示したが、除外すべき疾患として、接触皮層炎、脂漏性皮層炎、単純性捧疹、癖癖、汗疹、魚鱗癖、皮脂欠乏性湿疹、手湿疹などがあげられている。
それらとの鑑別点については後述する。 少し以前から本症が増加傾向にあることはしばしば指摘されてきたが、ある地域における集団検診や学童の検診などでそれを明らかにした報告はなく、同一施設で同じ診断規準を用いて検討した報告もほとんどなく、わずかにS氏によるH大学での統計があるにすぎない。
その一部を紹介すると、全外来患者に占める小児のアトピー性皮層炎は一九五二年で二・五%であったのが、一九六二年には二七・五%と一○倍以上に増加していると述べている。 一方、N大学医学部附属病院皮膚科外来における一九六七年以後の外来患者数に占める本症患者数の割合を検討すると、一九六七年に一・四四%であったのが、一九八七年には一○・一%に達し、患者実数では一○年間で二一倍、二○年間で七倍の増加をきたしている。
系内での多発がすでに認められているのである。 また、本症には同義語が多い。

古くからコンセンサスの得られた病因論がなかったことにも起因すると思われるが、多数の同義語があることは混乱を招きかねない。 なお、ヨ−ロッパ、特にドイツでは本症の原因を体質あるいは神経障害に求める傾向が強く、などの言葉がよく使用されたが、現在はにほぼ統一されている。


ベイザーのココだけの話をしましょう。実用性を追求したベイザーです。